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技術系 開発(免震システム) 免震システムを普及させていくことで、もっと安全、安心な生活空間を実現させたい ACE事業部 ACE技術課 1999年入社 材料設計工学専攻

地震に耐えるのではなく、受け流すTHK免震システムを開発している

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 私の所属するACE事業部では、免震装置の開発を行っています。免震装置というのは、建物の基礎の部分に組み込んで、地震の揺れを受け流す装置。地震と言えばまずは耐震、とくるかも知れませんが、耐震は地震の揺れに耐える技術なので、建物の倒壊は防ぎますが建物内は揺れますので、必ずしも安全とは言えません。免震は揺れそのものを軽減する技術なので安全性が高いのです。まだ新しいものなので、市場はそれほど大きくはありませんが、注目されています。THKの免震装置は、LMガイドとボールねじという当社の主力製品を応用させたもので、LMガイドが建物を支え地震の揺れを受け流して、ボールねじにより効率良く地震のエネルギーを吸収する仕組みです。また、ボールねじを応用した製品は、建物のフレームに組み込むことで、揺れを吸収する制震ダンパーとしても使ってもらっています。 
 私は、高層ビルから住宅まで建物の大小に関わらず、幅広く製品開発を担当させてもらっています。大規模物件などでは建設会社と共同開発して製品を供給することもあります。

大手ハウスメーカーでの採用はあらたな可能性のスタート

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 私がこれまでで一番印象に残っている仕事は、初めて大手ハウスメーカーに当社の制震ダンパーを採用していただいた案件です。それまでもハウスメーカーや工務店に納めたことはありましたが、それぞれ個別の案件でした。このプロジェクトは、新しい戸建住宅のシリーズ商品に制震技術を採り入れるため、制震ダンパーを検討してもらえないか、という大手ハウスメーカーからの依頼で始まったものでした。大空間を実現し、リフォームの自由度の高い住宅にしたい、というメーカー側の商品コンセプトもあり、制震装置もいかにコンパクトで高性能な製品を設計するか、とても苦労しました。でも、THKの免震、制震装置はオーダーメイドも多く、壁の中に入れられるサイズにして欲しいというようなお客様の要望にも一から設計して応えてきた経験が生きましたね。お客様の商品カタログで制震ダンパーを紹介するページには、「技術協力THK」と入れてもらっています。今後、ハウスメーカーが新商品を売り出すときに、その住宅がどんな地震対策を行っているかは顧客への大きなセールスポイントになっていくと思います。この仕事をきっかけに、もっと当社の技術が広く利用されていくといいですね。

知名度を高めるため、「見せる」提案もしていきたい

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 将来的には、THKの免震・制震装置を導入することが、一種のステータスのようになるといいと思います。産業用機械向けでもそうですが、当社の製品は内部に組み込まれていることが多いため、なかなか外から見えません。でも、免震装置のように消費者の方が直接顧客となる分野では、一般的な知名度を向上させていくことも重要です。今後はあえて製品を建物の外に出して、「見せる」提案もしていきたいと思っています。それと、製品の提供だけにとどまらず、免震設計から部材開発、さらに施工までトータルにTHKでできるようになれば、もっと仕事の幅が広がると思います。 

エントリーはリクナビから

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