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長寿命で長期メンテナンスフリーのTHK直交ロボット

THKはLMガイドを始めとし、ボールスプラインやボールねじ、電動アクチュエータなど、機械要素部品の開発・生産を行い世界へ供給しています。

1971年に東邦精工株式会社としてスタートした当社は、1972年にそれまで難しいとされてきた、機械の直線運動部のころがり化の実用化に世界で初めて成功しました。この直線運動部のころがり化は、メカトロニクス機器の精度を今まで以上に高め、さらに高速化や省力化といった機械性能を飛躍的にアップさせました。工作機械や産業用ロボットは、THKのLMガイドを使用することで超精密な作業も可能となり、半導体製造装置ではサブミクロン単位の精度を実現させています。

このLMガイドの技術は当社のアクチュエータにも生かされており、コンパクトで剛性に優れた直交ロボットに生かされています。直交ロボットの特徴として2軸あるいは3軸が直交するスライド軸によって構成される点が挙げられますが、THKでは、電動アクチュエータの多軸シリーズとして商品展開もしております。

直交ロボットのバリエーションは、コンパクトシリーズのアクチュエータ、SKRを2軸に組み合わせ2種類の組み合わせ姿勢から選べるコンパクトシリーズと、高速・ロングストローク・高可搬出量に適しているユニバーサルシリーズUS/USWを2軸に組み合わせた、3つ組み合わせ姿勢を用意したユニバーサルシリーズがあります。全ての直動案内部に、ボールリテーナを取り入れて長寿命に仕上げています。当社の直交ロボットは、ボールリテーナの効果によってグリース保持力を向上させ、ユニバーサルシリーズにおいては潤滑装置QZを標準装備し長期メンテナンスフリーを可能にしました。また、当社の直交ロボットは取り付け可能なモータに制限はありますが、標準以外のモータも選択でき、既存の制御システムを変えることなくご使用いただけます。長寿命、長期メンテナンスフリー、システムの変更不要の面から当社の直交ロボットはコストパフォーマンス的にもご満足いただけるのではないでしょうか。

多軸シリーズ

 

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