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サプライチェーン・マネジメント

基本的な考え方・方針

THKは最適地生産に向けた、またお客様の要求を満たすための業務処理や技術力向上に向けた取り組みを目的にした方針の下、日々の業務を行っています。

THK調達基本方針

お客様に満足して頂けるTHK製品を供給し続ける為に、取引先と共存共栄を目指した健全で良好なパートナーシップを構築する。

活動項目
  • 取引先との協業を通じたコミュニケーション向上と協力関係の強化を目指す購買プロセスの整備
    (QCDES*を総合的に考慮した評価・選定を行う)
  • 関連法令および社会規範を遵守した公正かつ公平な取引機会の提供と価格適正化の実現
  • 原価低減の為のコストダウン推進/各種プロジェクトおよびVA提案等への積極的参画を促す
  • グローバル調達の推進とサプライチェーン強化の継続的な向上
  • BCP(事業継続計画)の実践
  • グリーン調達による環境への配慮

* QCDES:(Quality, Cost, Delivery, Environment, Safety)

資材部方針

  • グローバル調達 ―最適地調達の推進
  • 発注業務スピードアップ ―AIを利用した購買システムの開発
  • 提案の活性化 ―取引先とのコミュニケーションを倍増させてVA*提案・生産改革を活性化し推進する

* VA:Value Analysisの略。製品を構成する部品や資材が機能上むだを含んでいないかを分析し,コスト切下げを図る経営技術

サプライチェーン・マネジメント推進体制

THKは仕入先を“共に成長するための重要なパートナー”と位置付けています。お客様に満足していただける製品を供給し続けることを共通の目的とし、新技術・新工法・新素材等の情報を出し合う場を設ける等、協調体制を組み、製品の改善活動に取り組んでいます。また、全てのサプライチェーンに対し、反社会的勢力との取り引き禁止とグリーン調達の推進による社会的責任の履行と環境への配慮を行っています。

取り組みと実績(目標を含む)

CSR調達ガイドラインの策定・配布

CSR活動を推進するためにサプライチェーン全体での取り組みが不可欠であるとの考えに基づき、仕入先に「CSR調達ガイドライン」を配布しCSR活動への積極的な取り組みをお願いしています。

CSR調達ガイドライン(666KB)
CSR調達ガイドライン
CSR調達ガイドライン

仕入先との協業

THKは仕入先と加工に関して技術交流会を開催する等、お互いに技術の研鑽に努めています。THK会加盟企業様からは加工技術に関するVA(Value Analysis)提案が積極的に行われ、2022年度は1,162件と2021年度の1,052件に比べ増えました。

2022年度

1,162件
(2021年度 1,052件)

環境への配慮

サプライチェーンでは持続可能な社会の実現に向け、設計から販売まで社会規範の遵守や環境への配慮を図っています。環境面で2020年から取り組んでいる欧州RoHS指令の鉛レス化は、除外項目の期限延期に伴い一部の部品は切り替えを延期しています。ただし、欧州向け出荷製品の一部では、段階的に鉛レスに切り替えています。