ブックタイトル平成26年3月期 第2四半期決算短信
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平成26年3月期 第2四半期決算短信
THK㈱(6481)平成26年3月期第2四半期決算短信1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明当第2四半期連結累計期間においては、新興国の経済成長が鈍化した一方、先進国を中心として経済に回復の動きが見られる中、世界経済は緩やかに回復しました。国内では、株高による消費マインドの改善などを背景に個人消費が増加する中、設備投資にも改善の兆しが見られるなど経済は回復しました。海外では、米国経済は好調な個人消費を背景として回復基調が続き、欧州経済においても後退局面から回復の兆しが見られた一方、中国をはじめとした新興国においては内需が低迷する中で経済成長は鈍化しました。当社グループでは、LMガイドをはじめとした当社製品の需要を顕在化すべく「グローバル展開」と「新規分野への展開」を成長戦略の柱として掲げています。さらに、リーマンショックを契機として新たな成長ドライバーが生まれる中、これら需要を取り込むべく成長戦略を加速させています。とりわけ新興国においては先進国より高い経済成長を背景として今後も機械需要の増加、さらにはFA(FactoryAutomation)の進展が見込まれます。そのような中、中国では販売、生産、開発体制を強化するとともに、インド・アセアン地域においても販売網を拡充するなど、将来の成長に向けた投資を積極的に行っています。また、先進国においては、災害対策意識の高まりや電動化の進展などを背景として、消費財分野においても当社製品の需要の拡大が見込まれる中、直動システムをはじめとした当社製品の採用拡大を図るなど、新たな市場の開拓により一層注力しています。当第2四半期連結累計期間においては、前半からエレクトロニクス関連の需要に緩やかな回復が見られる中、これまでに強化してきた事業体制を活かして積極的な拡販に努めました。それらに加え、為替が前年同期に比べて円安で推移したことなどにより、海外各地域が増収となったことから、連結売上高は前年同期に比べて16億6千6百万円(1.9%)増加し890億9千9百万円となりました。コスト面では、経営基盤の強化に向けた部門横断プロジェクト「P25プロジェクト」をはじめとした各種改善活動が固定費の効率化並びに変動費比率の低下に寄与したことなどにより、売上高原価率は前年同期に比べて1.3ポイント低下し71.7%となりました。販売費及び一般管理費については、売上高が増加する中でも各種費用の抑制や業務の効率化に努めた一方、将来に向けた研究開発活動の強化により研究開発費が増加したことなどにより、売上高に対する比率は前年同期に比べ1.3ポイント上昇し19.9%となりました。これらの結果、営業利益は前年同期に比べて1億5千5百万円(2.1%)増加し74億8千6百万円となり、売上高営業利益率は8.4%となりました。営業外損益では、営業外収益は、為替差益が32億円となったことに加え、持分法による投資利益が2億1千1百万円となったことなどにより、41億8千3百万円となりました。営業外費用は、主に支払利息が4億8百万円となったことなどにより、7億7千3百万円となりました。これらの結果、経常利益は前年同期に比べて53億6千5百万円(97.0%)増加し108億9千7百万円、四半期純利益は33億8千5百万円(90.5%)増加し71億2千8百万円となりました。2