ブックタイトル平成26年3月期決算短信
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平成26年3月期決算短信
② セグメントの状況セグメントの状況は以下の通りです。(日本)日本では、株高による消費マインドの改善などを背景に個人消費が増加する中、設備投資にも改善の動きが見られるなど経済は回復しました。当社においては、前半は、夏場にエレクトロニクス向けの需要が調整したことに加え、その他需要が前年同期に比べて低位に推移しましたが、後半になって工作機械やエレクトロニクス向けなど全般的に需要に回復の動きが見られました。そのような中、積極的な営業活動を展開するとともに免震・制震装置など新たな市場の開拓に努めたことなどにより、売上高は前年同期に比べて4億3千万円(0.4%)増加し1,074億3千6百万円となりました。また、経営基盤の強化に向けた部門横断プロジェクト「P25プロジェクト」をはじめとした各種改善活動が固定費の効率化並びに変動費比率の低下に寄与したことに加え、為替が前年同期に比べて円安で推移したことなどにより、セグメント利益(営業利益)は前年同期に比べて48億5千8百万円(42.0%)増加し164億3千4百万円となりました。(米州)米州では、好調な個人消費を背景に自動車生産が増加し設備投資の増加が続く中、製販一体となって既存顧客との取引拡大並びに医療用機器や航空機、エネルギー関連など新規分野の開拓に努めました。それらの結果、エレクトロニクスや輸送用機器向けなどにおいて売上高を増加させることができ、さらに為替が前年同期に比べて円安で推移したことなどにより、売上高は前年同期に比べて63億9百万円(28.3%)増加し286億1千8百万円、セグメント利益(営業利益)は1億5千5百万円(15.4%)増加し11億6千6百万円となりました。(欧州)欧州では、これまで後退局面が続いていた経済に持ち直しの動きが見られる中、製販一体となって既存顧客との取引拡大並びに医療用機器や航空機、エネルギー関連など新規分野を開拓すべく積極的な営業活動を展開しました。それらに加え、為替が前年同期に比べて円安で推移したことなどにより、売上高は前年同期に比べて32億2千9百万円(21.4%)増加し182億9千2百万円、セグメント利益(営業利益)は、前年同期に比べて5億5千8百万円増加し1億8千万円となり、黒字転換しました。(中国)中国では、自動車生産は引き続き好調に推移した一方、経済成長は以前の高い伸びと比べて鈍化しました。当社においては、スマートフォンやタブレットPCなどに関る投資に牽引され、小型の工作機械向けなど一部の需要に改善の動きが見られました。そのような中、これまで強化してきた販売網を活かし積極的な営業活動を展開した結果、一般機械や輸送用機器など幅広い向け先において売上高を増加させることができ、売上高は前年同期に比べて64億3千万円(47.9%)増加し198億5千7百万円となりました。一方、将来の成長に向けた積極的な投資などにより、セグメント損益(営業損益)は前年同期に比べて2億7千9百万円減少し6億1千4百万円の損失となりました。(その他)その他では、台湾やインド・アセアン地域において、スマートフォンやタブレットPCに関る投資に牽引され、小型の工作機械向けなど一部の需要に改善の動きが見られる中、既存顧客との取引拡大並びに新規顧客を開拓すべく積極的な営業活動を展開しました。それらに加え、為替が前年同期に比べて円安で推移したことにより、売上高は前年同期に比べて7億円(6.6%)増加し112億6千1百万円、セグメント利益(営業利益)は3億8千5百万円(132.5%)増加し6億7千6百万円となりました。THK㈱(6481) 平成26年3月期 決算短信3