ブックタイトル平成27年3月期 第3四半期 決算短信

ページ
5/13

このページは 平成27年3月期 第3四半期 決算短信 の電子ブックに掲載されている5ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

平成27年3月期 第3四半期 決算短信

セグメントの業績は次のとおりであります。(日本)日本では、前半は消費税増税を背景とした駆け込み需要後の反動により個人消費が減少するなど経済に弱い動きが見られた一方、後半になって緩やかに改善の動きが見られました。当社においては工作機械向けの需要の回復に加え、スマートフォンやタブレットPCなどに関る投資に牽引されエレクトロニクス関連の需要が増加する中、積極的な営業活動を展開するとともに免震・制震装置など新たな市場の開拓に努めました。それらの結果、工作機械やエレクトロニクス向けなどにおいて売上高を増加させることができ、売上高は前年同期に比べて113億4千4百万円(14.4%)増加し902億2千6百万円となりました。また、経営基盤の強化に向けた部門横断プロジェクト「P25プロジェクト」をはじめとした各種改善活動が固定費の効率化並びに変動費比率の低下に寄与したことに加え、為替が前年同期に比べて円安で推移したことなどにより、セグメント利益(営業利益)は前年同期に比べて60億4千4百万円(52.3%)増加し176億円となりました。(米州)米州では、好調な個人消費が牽引し設備投資も増加するなど経済は引き続き拡大しました。そのような中、当社においては製販一体となって既存顧客の深耕を図るとともに、医療機器や航空機、エネルギー関連など新規分野の開拓に努めた結果、エレクトロニクスや工作機械、輸送用機器向けなどにおいて売上高を増加させることができました。さらに為替が前年同期に比べて円安で推移したことなどにより、売上高は前年同期に比べて40億6千3百万円(19.2%)増加し252億3千2百万円、セグメント利益(営業利益)は3億8百万円(35.7%)増加し11億7千万円となりました。(欧州)欧州では、引き続き経済に回復の動きが見られる中、製販一体となって既存顧客の深耕を図るとともに、医療機器や航空機、鉄道車両関連など新規分野を開拓すべく積極的な営業活動を展開しました。それらの結果、工作機械や一般機械向けなどにおいて売上高を増加させることができ、さらに為替が前年同期に比べて円安で推移したことなどにより、売上高は前年同期に比べて18億2千4百万円(13.4%)増加し154億2千8百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期に比べて17億7千9百万円増加し14億4千1百万円となり、黒字転換しました。(中国)中国では、自動車生産は引き続き好調に推移した一方、経済成長は以前の高い伸びと比べて鈍化しました。当社においては、スマートフォンやタブレットPCなどに関る投資に牽引され、小型の工作機械向けを中心として需要は増加しました。加えて、中国においてもFAが進展し当社製品への需要の裾野が拡がる中、これまで強化してきた販売網を活かし積極的な営業活動を展開した結果、工作機械や一般機械、輸送用機器など幅広い向け先において売上高を増加させることができ、売上高は前年同期に比べて55億8千2百万円(38.5%)増加し200億6千5百万円となりました。またセグメント利益(営業利益)は、主に売上高の増加などにより、前年同期に比べて8億8千2百万円増加し5億2千3百万円となり、黒字転換しました。(その他)その他では、台湾やインド・アセアン地域において、スマートフォンやタブレットPCに関る投資に牽引され、小型の工作機械向けなどを中心に需要が増加しました。そのような中、アセアンでは現地に進出する日系企業向けにカスタマーサポートセンターを設置するなど、既存顧客の深耕を図るとともに新規顧客を開拓すべく積極的な営業活動を展開しました。それらに加え、為替が前年同期に比べて円安で推移したことにより、売上高は前年同期に比べて6億9千2百万円(8.0%)増加し93億4千6百万円、セグメント利益(営業利益)は3億6千万円(60.3%)増加し9億5千7百万円となりました。THK㈱(6481) 平成27年3月期 第3四半期決算短信3