ブックタイトルTHKアニュアルレポート2014-J

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概要

THKアニュアルレポート2014-J

事業レビュー: 地域別の概況事業環境と業績概要 売上高は前期比0.4%減少し1,010億円となりました。 株高による消費マインドの改善などを背景に個人消費が増加する中、設備投資にも改善の動きが見られるなど、経済は回復しました。当社においては、期の前半はエレクトロニクス関連の需要が夏場に減少し、その他需要も低位に推移しました。後半になってエレクトロニクスや工作機械向けなどの需要が回復に向かう中、積極的な営業活動を展開するとともに免震・制震装置など新たな市場の開拓に努めましたが、夏場におけるエレクトロニクス関連の需要の減少などにより、減収となりました。拠点一覧(2014年3月31日現在)国 内販売拠点45生産拠点12商品センター3グループ企業一覧(2014年3月31日現在)・ THK株式会社・ THKインテックス株式会社・ トークシステム株式会社・ THK新潟株式会社・ THKリズム株式会社・ THKリズム九州株式会社・ 株式会社エルトレーディング・ 日本スライド工業株式会社販売面● 需要を着実に売上高に繋げるべく、積極的な営業活動を展開するとともに、自動車部品や免震・制震装置などの新規分野の開拓に、より一層注力しました。● 営業スタッフのスキル向上プログラムである「TAP1活動」を継続的に推進し、既存顧客の深耕と新規顧客の開拓を進めました。具体的には、製品特性のアピールだけでなく、お客様の課題解決の手段としてTHK製品の採用を図る提案営業を積極的に展開しました。● 様々な分野で電動化が進展する中、電動アクチュエータの新製品を市場に投入し、採用の拡大に努めました。生産面● 需要変動に即応した機動的な生産体制の構築を図るとともに、QCDを徹底的に追求しました。● さらなる作業スキル並びに生産性の向上に努めるとともに、内製化の取り組みを進め、コスト競争力を高めました。全 般● 経営基盤の強化に向けたプロジェクト「P25プロジェクト」をはじめとした各種改善活動などにより、グローバルの競争に耐えられる経営基盤の構築を図りました。販売面● 既存の販売網を見直し、顧客の地域や業種、製品分野、販売形態など様々な要素を網羅した販売網の構築を図っていきます。● 引き続き「TAP1活動」を推進し、課題解決型の提案営業を積極的に展開します。生産面● 引き続き作業スキル並びに生産性の向上に努めるとともに内製化を推進することにより、コスト競争力をさらに高めていきます。全 般● 引 き続き「 P25プロジェクト」をはじめとした各種改善活動を積極化させ、経営基盤のさらなる強化に努め、今後売上高の増加とともに着実に利益率を改善させていきます。(百万円)2010030,00060,000120,00090,0002011 2012 2013 2014売上高日 本2013年度 取り組み(実績) 2014年度 取り組み(計画)0.4%売上高前期比down3月31日に終了した1年間12 THK ANNUAL REPORT 2014