ブックタイトルTHKアニュアルレポート2015
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THKアニュアルレポート2015
財政状態及び経営成績の分析ては製販一体となって既存顧客の深耕を図るとともに、医療機器や航空機、エネルギー関連など新規分野の開拓に努めた結果、エレクトロニクスや工作機械、輸送用機器向けなどにおいて売上高を増加させることができました。さらに為替が前期に比べて円安で推移したことなどにより、売上高は前期に比べて60億24百万円(21.1%)増加し346億42百万円、セグメント利益(営業利益)は3億67百万円(31.5%)増加し15億34百万円となりました。欧州欧州では、引き続き経済に回復の動きが見られる中、製販一体となって既存顧客の深耕を図るとともに、医療機器や航空機、鉄道車両関連など新規分野を開拓すべく積極的な営業活動を展開しました。それらの結果、工作機械や一般機械向けなどにおいて売上高を増加させることができ、さらに為替が前期に比べて円安で推移したことなどにより、売上高は前期に比べて18億99百万円(10.4%)増加し201億91百万円、セグメント利益(営業利益)は前期に比べて11億70百万円(650.3%)増加し13億50百万円となりました。中国中国では、自動車生産は引き続き好調に推移した一方、経済成長は以前の高い伸びと比べて鈍化しました。当社においては、スマートフォンやタブレットPCなどに関わる投資に牽引され、小型の工作機械向けを中心として需要は増加しました。加えて、中国においてもFAが進展し当社製品への需要の裾野が拡がる中、これまで強化してきた販売網を活かし積極的な営業活動を展開した結果、工作機械や一般機械、輸送用機器など幅広い向け先において売上高を増加させることができ、売上高は前期に比べて84億17百万円(42.4%)増加し282億75百万円となりました。またセグメント利益(営業利益)は、主に売上高の増加などにより、前期に比べて10億71百万円増加し4億56百万円となり、黒字転換しました。その他その他では、台湾やインド・アセアン地域において、スマートフォンやタブレットPCに関わる投資に牽引され、小型の工作機械向けなどを中心に需要が増加しました。そのような中、アセアンでは現地に進出する日系企業向けにASEANCustomer Supportを設置するなど、既存顧客の深耕を図るとともに新規顧客を開拓すべく積極的な営業活動を展開しました。それらに加え、為替が前期に比べて円安で推移したことなどにより、売上高は前期に比べて14億48百万円(12.9%)増加し127億10百万円、セグメント利益(営業利益)は6億16百万円(91.1%)増加し12億93百万円となりました。1株当たり当期純利益1株当たり純資産(円)200(円)2,0001501,5001001,000505000020112012201320142015201120122013201420153月31日に終了した1年間3月31日に終了した1年間THK ANNUAL REPORT 2015 33