ブックタイトルTHKアニュアルレポート2015

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概要

THKアニュアルレポート2015

1991山形工場設立1996ボールリテーナ入りLMガイド製造・販売開始大連THK設立(中国)1997TMA設立(アメリカ)2000TME設立(フランス)2001ローラーリテーナ入りLMガイド製造・販売開始東京証券取引所第一部上場2003THK上海設立(中国)2004THK無錫設立(中国)2006THK LM SYSTEM設立(シンガポール)2007リズム(現THKリズム)の全株式を取得TRTC設立(タイ)2008TMV設立(ベトナム)2011THKリズム常州設立(中国)TRMSを連結子会社化(マレーシア)2012TRMX設立(メキシコ)THK India設立(インド)2015TRWより欧州と北米のL&S事業を譲り受け2005THK遼寧設立(中国)THK中国設立(中国)携帯電話、デジタル家電の普及エレクトロニクス産業の隆盛半導体製造装置産業の発展・1972年3月期~1990年3月期単独売上高・1991年3月期~2015年3月期連結売上高1990年代2000年代1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 20153月31日に終了した1年間1990年代以降エレクトロニクス産業の隆盛1990年代は、半導体の需要増加に伴い半導体製造装置向けにLMガイドの採用が急増しました。2000年代には、携帯電話やデジタル家電の普及とともに、半導体製造装置、フラットパネルディスプレイ製造装置などの需要が増加する中で、第二世代のLMガイドであるボールリテーナ入りLMガイドを中心とした製品の採用が増加しました。また、モノづくりのグローバル化が進展する中で、THKもグローバルにビジネスを展開していきました。ボールリテーナ入りLMガイド第二世代のLMガイドとして開発。ボールを保持するリテーナの採用により、従来のLMガイドに比べて長寿命、低騒音、長期メンテナンスフリーを実現した製品です。これからの成長「グローバル展開」と「新規分野への展開」によるビジネス領域の拡大THKは、2001年には長期経営目標として、連結売上高3,000億円、営業利益率20%、ROA(総資産事業利益率)15%を掲げました。目標の実現に向けて、成長戦略として「グローバル展開」と「新規分野への展開」を推進し、ビジネス領域の拡大を図っています。「グローバル展開」では、日本、米州、欧州、アジアの4極において、現地で生産して販売するという「需要地における製販一体体制」を構築しています。近年はとりわけ中長期的に需要の拡大が見込まれる中国をはじめとした新興国において、販売網の拡充並びに生産能力の強化を図っています。加えて、先進国においてもユーザーの裾野が拡がる中で着実に需要を取り込むべく販売網を拡充しています。「新規分野への展開」においては、免震・制震装置を主に扱うACE事業部、輸送用機器分野を担当するFAI事業部、生活環境機器分野においても多様な需要が潜在する電動アクチュエータを扱うIMT事業部など専門部署を設置し、消費財に近い分野の開拓に努めています。さらには、医療機器や航空機、再生可能エネルギーなど、THK製品の採用は様々な分野に拡がっています。これらに加え、消費財におけるその他の分野の膨大な可能性を顕在化させるべく、これまで培ってきた直動システムのコア技術と蓄積されたノウハウに磨きをかけて、新規分野への展開を加速させています。THK ANNUAL REPORT 2015 49