ブックタイトルTHKアニュアルレポート2015
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THKアニュアルレポート2015
社長メッセージTOP MESSAGE成長戦略の2つの柱、「グローバル展開」と「新規分野への展開」の追求THK株式会社代表取締役社長寺町彰博2014年度を振り返って国内では設備投資が盛り上がる中で全般的に需要は増加し、海外では米州、欧州、中国の各地域において需要はおおむね堅調に推移しました。さらに、為替が前期に比べて円安で推移したことなどから、連結売上高は前期比17.4%増の2,176億円となりました。利益面では、売上高の増加や為替の変動の影響などにより、営業利益は前期比63.4%増の283億円、当期純利益は前期比45.6%増の227億円となりました。当社グループでは、LMガイドをはじめとした当社製品の市場を拡大すべく「グローバル展開」と「新規分野への展開」を成長戦略の柱として掲げています。グローバル展開においては、新興国ではFA(Factory Automation)の進展などを背景としてマーケットは成長し、先進国でもユーザーの裾野が拡がる中、これらの需要を取り込むべくグローバルで販売網の拡充に努めています。新規分野への展開においては、医療機器や航空機、ロボット、再生可能エネルギーなど新たな分野で当社製品の採用が拡がる中、従来品のみならず新規開発品の売上高の拡大を図っています。これらビジネス領域の拡大に向けた活動に加え、固定費の効率化や変動費比率の改善など各種改善活動を積極的に推進し収益性の向上に努めました。これらの結果、2014年度は前期に比べて増収増益とすることができました。2014年11月に修正した計画に対しては、各地域で概ね需要が堅調に推移したことから、売上高、営業利益ともに計画を上回りました。さらに、売上高、当期純利益は過去最高を更新し、中期経営計画の達成に向けて好調な滑り出しとなっています。2015年度についても、南欧問題など外部環境には不透明な要素がありますが、全体としては引き続き良い状態が続くものと考えています。そのような見通しと受注状況を踏ま06 THK ANNUAL REPORT 2015