ブックタイトルTHKアニュアルレポート2016

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概要

THKアニュアルレポート2016

ビジネ新成長戦略ススタイルの変革グローバル展開ビジネス領域の拡大新規分野への展開産業機器分野における取り組みまず、産業機器分野においては、トップライン拡大に向けて「アクティブ且つ効率的な営業活動」、「幅広い顧客向けの戦略的販売」、「継続的新製品開発」に引き続き取り組んでいきます。具体的な取り組みとしては、販売面では、2016年3月に豊田支店内にTHK中部テクニカルサポートを開設し、技術支援・テスト・販売をワンストップでご提供できる体制を整備しています。さらに、マーケティングツールの導入・活用により、潜在顧客・市場の見える化を図っています。それにより装置メーカーのお客様が生産する量産機の他に、オーダーメイドの専用機や実際に機械を使用されるお客様の内製設備や自動化・補修品といった幅広い市場が見えてきました。これらの市場は量産機と比較して利益率も高く、今後はこうした幅広い市場の刈り取りを着実に進めるべく戦略的販売を強化していきます。生産面では、2016年7月に中国において6番目の工場となるTHK常州精工が本格的に稼動しました。中国国内における当社の生産拠点の設備の製造やメンテナンスに加え、お客様向けに部品だけでなく周辺機器も含めた一つの仕組みとして設計・製造を提案できる拠点となっています。確かに中国の経済成長は足元では減速していますが、今後は景気回復に伴う人件費の上昇などを背景に製造業の高度化が見込まれます。当拠点はそのような高度化により拡大が見込まれる需要の取り込みを目的としています。これらトップライン拡大に向けた取り組みに加え、ボトムライン強化では、ロボット化、自動化の推進やIoT技術の活用によるグローバル生産の見える化などにより、生産性の向上に努めていきます。THK ANNUAL REPORT 2016 09