ブックタイトルTHKアニュアルレポート2016

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概要

THKアニュアルレポート2016

クロスローラーリングクロスローラーリングは、内部に円筒ころが直交に配列されており、あらゆる方向からの荷重に耐えることができる製品です。ローラーの間にスペーサリテーナを組み込むことにより、ローラーのスキュー(たおれ)やローラー同士の相互摩擦を防止しています。コンパクトな構造ながらも高剛性を有し、産業用ロボットの関節部や旋回部、マシニングセンタの旋回テーブル、半導体製造装置、医療機器などの回転部分に使用されています。産業用ロボットでの採用例輸送機器関連製品THKは、創業時よりボールスタッド付き球面すべり軸受であるリンクボールをはじめとする輸送機器関連製品を拡充してきました。THKのリンクボールはアルミ製で高い耐食性、耐摩耗性を有しており、従来のスチール製品と比較して大幅な軽量化を可能としています。自動車のスタビライザーとサスペンションを繋ぐジョイント部分や車高センサーなどの足回り機構に数多く採用されています。さらに、グループ会社であるTHKリズム、THK RHYTHMAUTOMOTIVEではステアリングやサスペンションをはじめとする輸送機器関連製品を手掛けています。THKリズムでは冷間鍛造を柱にしたボールジョイントに加え、ボールジョイントをアルミ製のサスペンションリンクと一体化させたアルミリンクにも製品分野を拡大しています。これらの製品は、最高の品質と機能が要求される自動車の重要保安部品であり、自動車の安全性や快適性の向上に貢献しています。サスペンションアーム車高センサー用ジョイントスタビライザーコンロッドステアリングタイロッド(ラックアンドピニオンタイプ)ステアリングリンケージサスペンションボールジョイントTHK ANNUAL REPORT 201621