ブックタイトルTHKアニュアルレポート2018

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概要

THKアニュアルレポート2018

財政状態及び経営成績の分析財務セクション財政状態及び経営成績の分析目次業績分析そのような中、当社グループにおいては、期の後半よりエレクトロニクス関連をはじめとする需要に調整の動きが見られたもの所在地別セグメントの状況決算期変更についての、それまで全般的に好調に推移していた需要を着実に取り込み、日本34財政状態及び経営成績の分析当社グループは、2017年6月17日開催の第47期定時株主総会で「定款一部変更の件」が承認されたことを受け、2017年度売上高につなげた結果、連結売上高は3,534億79百万円となりました。日本では、輸出の鈍化が続いた一方、設備投資は底堅く推移し、経済は緩やかに回復しました。そのような中、当社グループ38リスク要因より決算期を3月31日から12月31日に変更いたしました。従いにおいてはエレクトロニクス関連に加え、自動化・ロボット化の急40連結財務諸表40連結貸借対照表42連結損益計算書まして、前連結会計年度は決算期変更の経過期間となるため、3月期決算の連結対象会社は9カ月間(2017年4月1日~2017年12月31日)、12月期決算の連結対象会社は12カ月間(2017年1月1日~2017年12月31日)を連結対象期間とした変則決算と利益項目全般的に需要が好調に推移し、売上高の拡大に伴い固定費をはじめとして各種費用が増加する中でも、生産性向上に向けたロボット化・自動化をはじめとする各種改善活動に引き続き取り速な進展を背景とした一般機械向けや工作機械向けなど、期の前半において好調に推移していた需要を着実に売上高につなげたことなどにより、売上高は1,607億42百万円、セグメント利益(営業利益)は384億60百万円となりました。43連結包括利益計算書なっています。このため、対前期増減率を記載していません。組みました。これらの結果、売上原価率は71.1%、販売費及び44連結株主資本等変動計算書一般管理費の売上高に対する比率は14.8%となりました。さらに、米州46連結キャッシュ・フロー計算書47セグメント情報売上高当連結会計年度においては、期の後半にかけて米中貿易摩擦に起因する景気の減速感が中国を中心に広がった一方、通年で販売数量増加の効果が固定費増の影響を上回ったことなどにより営業利益は498億32百万円、売上高営業利益率は14.1%となりました。米州では、好調な個人消費にけん引された経済成長が続く中、当社グループにおいてはエレクトロニクス向けや工作機械向けなどにおいて堅調に推移していた需要を着実に売上高につなげは欧米を中心とする先進諸国において内需主導の堅調な経済成営業外損益では、営業外収益は、受取利息が7億72百万円、たことなどにより、売上高は698億82百万円となりました。しか長が続くなど、世界経済は底堅さを維持しました。当社グループでは、「LMガイド(直線運動案内:LinearMotion Guide)」をはじめとする当社製品の市場を拡大すべく「グ持分法による投資利益が6億14百万円となったことなどにより40億3百万円となりました。営業外費用は、為替差損が11億78しながら、輸送機器事業において為替変動や材料価格高騰の影響などにより収益性が悪化しました。これらの結果、セグメント百万円となったことなどにより、20億78百万円となりました。利益(営業利益)は3億9百万円となりました。ローバル展開」「新規分野への展開」「ビジネススタイルの変革」これらの結果、経常利益は517億58百万円、親会社株主に帰を成長戦略の柱として掲げています。グローバル展開では、中属する当期純利益は354億円となりました。国やその他の新興国においてFA(Factory Automation)の進展などを背景としてマーケットは成長し、先進国でもユーザーの裾野が広がる中、これらの需要を取り込むべくグローバルで生産・販売体制の拡充に努めています。新規分野への展開においては、自動車をはじめ免震・制震装置、医療機器、航空機、ロボット、売上高(百万円)400,000営業利益/売上高営業利益率(百万円)(%)50,00015親会社株主に帰属する当期純利益/売上高当期純利益率(百万円)(%)40,00012再生可能エネルギーなど消費財に近い分野で当社グループ製品の採用が広がる中、従来品のみならず新規開発品の売上高の拡大を図っています。さらに、これらの戦略を推し進めるべく、様々300,00040,0001230,0009な面でAI、ロボットをはじめとする新たなテクノロジーを徹底的に活用することで、ビジネススタイルの変革を図り、ビジネス領30,0009域のさらなる拡大に努めています。200,00020,000620,0006100,00010,000310,0003015/3 16/3 17/3 17/12※18/12015/3 16/3 17/3 17/12※18/120015/3 16/3 17/3 17/12※18/120営業利益(左軸)売上高営業利益率(右軸)親会社株主に帰属する当期純利益(左軸)売上高当期純利益率(右軸)※3月期決算の連結対象会社は9カ月間、12月期決算の連結対象会社は12カ月間の変則決算となっています。34 THK ANNUAL REPORT 2018 THK ANNUAL REPORT 2018 35