ブックタイトル第45期 報告書
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第45期 報告書
航空機分野への展開THKは、工作機械をはじめとした産業用機械以外の新規分野に参入すべく、研究開発・販売を促進しています。今回は、航空機分野における取組みについてご紹介します。操縦桿主翼・尾翼(提案事例)ボールスプラインTHK製品を使用することで、従来の操縦桿と比べ、小型軽量化が容易で、広い操縦空間を確保しています。座席ランディングギアボールねじ高い信頼性が求められる主翼・水平・垂直尾翼において、特殊な加工や材料を利用し、厳しい要求にお応えできるよう努めています。軽量旋回リング/LMガイド/リニアブッシュ座席のリクライニング、スライド、旋回部分に使用され、滑らかな動作安定性、軽量化、耐衝撃性の要求に応えています。ボールねじ油圧式に比べ軽量で信頼性、メンテナンス性に優れた電動ランディングギア向けに使用され、コンパクト化に寄与しています。世界的に航空旅客数の高まりが見込まれる中、一般財団法人日本航空機開発協会によると、ジェット旅客機の運航機数は2014年の約19,800機から2034年には約37,100機へ増加すると予測されています。THKは、高い信頼性が求められる航空機分野において、使用目的や条件に応じて新たなころがり要素部品やカスタマイズ製品を開発・提案することで、航空機分野での採用を拡大させてまいります。9