THKグループは、機械要素部品のメーカーとして世界に先駆けて開発した『直動システム』等を通じて社会・経済生活に貢献するとともに、地球環境を健全な状態で次世代に引き継いでいくことは企業の社会的責務であるとの認識に立って、環境負荷の継続的な低減と自然環境の維持・改善を図るために次の活動を推進します。
(2019年8月21日改定)
THKでは、企業活動による環境負荷低減に向けた各種取り組みを推進させるための体制を構築しています。
環境委員会は、社長を委員長として四半期ごとに開催され、各年度の環境目標や環境推進スケジュールの承認および省エネ活動やリスク物質管理状況、その他環境に関する各法令の遵守状況等が報告され、適宜必要な改善策を検討します。
環境対策総合会議は、副社長を議長とし、半期に一度開催されます。各生産拠点とオフィス部門の環境活動推進担当者が集まり、環境負荷低減に向けた観点から積極的な取り組みの必要性を認識するとともに、各事業所のエネルギー使用状況と省エネ活動の効果事例等、有用な情報を共有し、改善活動につなげます。
具体的には、無駄なエネルギー使用の発見と除去、省エネ効果の高い生産設備や空調設備への更新、空きスペースを活用した太陽光パネルの設置、照明のLED化等、各事業所に適した環境負荷低減活動が報告されています。
無錫工場は無錫市新呉区が主導する”手を繋ぐ”という企業環境保全共存プロジェクトに参加し、環境管理が遅れている3企業に対し、環境管理体制の構築、グリーン化への手ほどき、人材育成に関する助言を行いました。その結果、当該企業の省エネ活動や排出削減効果が確認され、この功績に対し6月に昨年に続き「2020年-2021年度のプロジェクト貢献賞」を受賞しました。