廃棄物の削減・リサイクルの推進

省資材・ゼロエミッションの取り組み

ゼロエミッションとは、工程中に発生した廃棄物をリサイクルして、他の工業目的に活用できる有益な物質に変換し、廃棄物排出量を限りなくゼロに近づける活動です。当社では「材料、副資材の投入管理」「排出量、最終廃棄物の管理」「再使用・リサイクルの管理」の3つの観点からゼロエミッション活動に取り組んでいます。

当社の事業活動から発生する廃棄物は、金属スクラップ、廃油・廃液、研削スラッジ、梱包材、廃プラスチック等ですが、徹底して分別することで「鉄系廃棄物の製鋼原料化」「砥石粉を含む汚泥のセメント原料化」「廃油の燃料化」「廃プラスチックの再生燃料」といった再利用または有価物化を進めています。

当社は省資源・ゼロエミッションを推進しているなかでエミッション率0.50%未満(処分量/廃棄物総排出量)を年度目標としていますが、2020年は0.18%と、前年度に引き続き目標を達成しました。

廃棄物のリサイクル方法
図
  • *1 マテリアルリサイクル:
    廃棄物を次の製品の原料や素材として再利用すること
  • *2 サーマルリサイクル:
    廃棄物を燃焼材料として利用すること

プラスチック廃棄物の活動結果

各生産拠点での取り組み

山形工場

プラスチックリサイクルの取り組み

2020年7月からPPバンドを従来の廃棄物処理からリサイクル業者回収に切り替え、274kgのプラスチック削減となりました。

リサイクルされるPPバンド画像
リサイクルされるPPバンド

廃棄物削減

2020年7月から第4、第5工場の冷却塔用薬品タンクで使用している空調冷却水用水処理剤ケースを再利用可能な容器に切り替えることで44kg、また11月からはこれまでリサイクル出来ていなかった砥石は業者との契約締結により、3,280kgをリサイクルできました。

甲府工場

水使用量低減

2020年1月から10月にかけて第3,4工場電気式空調設備更新したことで、3.289m3/年の水使用量削減が図れました。

新規に設置した空調設備画像
新規に設置した空調設備

岐阜工場

通い箱の活用

2020年9月、仕入先から運搬されるLMガイドFAG50レールの通い箱化を開始しました。その結果、従来の梱包に使用されていたプラスチックを672㎏/年削減することができました。

仕入先との運搬で使用している通い箱画像
仕入先との運搬で使用している通い箱

三重工場

防錆油の産廃化

2020年12月からクロスローラーリングの組立工程で使用していた防錆油は産業廃棄物として業者に引き取ってもらい、その後の遠心分離機による作業で油、水および固形物に分類されリサイクルされています。

山口工場

プラスチック廃棄物の削減

資源の有効活用に向け既存のボールリテーナー成形金型に改良を加え、プラスチック廃棄量を645kg/年削減しました。

THK新潟工場

プラスチック廃棄物削減

2020年7月にコンビニ、スーパー等、買い物時のレジ袋不使用を目的に、全従業員275名にエコバッグ配布しました。日本ポリオレフィンフィルム工業組合の参考値で試算したところ約82,500枚のレジ袋(1人あたり約300枚/年)および石油約1,650ℓ/年の削減効果(約20ml/1枚) が見込まれます。また、2020年11月からは、手洗い場で使用していたマイクロプラスチック含有洗剤を不含有品へ切り替えました。

エコバック画像
従業員に配布したエコバック

リズム浜松工場

プラスチック廃棄量(社外排出量)削減

2020年6月から第1製造課(ベアリング製造ライン)では、樹脂射出成型機の端材のリサイクル回数を4回から5回にすることで、2019年に比しプラスチック廃棄量が16%削減しました。また、同じく6月から切削加工用チップ箱を仕入先に引き取ってもらうことで、プラスチック廃棄量の30%削減が図れました。

ストレッチフィルムの削減

2020年6月から社内ポリ箱運搬時の荷崩れ防止用ストレッチフィルムをリユース可能な「ストレッチバンド」にすることで、ストレッチフィルムの使用量を2019年度に比し22%削減しました。

無錫工場
ゼロエミッション

廃液の分離に向けた工夫

2020年9月、研削工程では含油切粉、研削スラッジ保存容器に廃液を分離し易い濾過部品を取り付け、含油切粉、研削スラッジ処理量の約13%を削減しました。

PAGE TOP