廃棄物の削減・リサイクルの推進

ゼロエミッションの達成・維持

ゼロエミッションとは、工程中に発生した廃棄物をリサイクルして、他の工業目的に活用できる有益な物質に変換し、廃棄物排出量を限りなくゼロに近づける活動です。当社では「材料、副資材の投入管理」「排出量、最終廃棄物の管理」「再使用・リサイクルの管理」の3つの観点からゼロエミッション活動に取り組んでいます。

当社の事業活動から発生する廃棄物は、金属スクラップ、廃油・廃液、研削スラッジ、梱包材、廃プラスチック等ですが、徹底して分別することで「鉄系廃棄物の製鋼原料化」「砥石粉を含む汚泥のセメント原料化」「廃油の燃料化」「廃プラスチックの再生燃料」といった再利用または有価物化を進めています。

当社は省資源・ゼロエミッションを推進しているなかでエミッション率0.50%未満(処分量/廃棄物総排出量)を年度目標としていますが、2021年は0.09%と、前年度に引き続き目標を達成しました。

廃棄物のリサイクル方法
図
  • *1 マテリアルリサイクル:
    廃棄物を次の製品の原料や素材として再利用すること
  • *2 サーマルリサイクル:
    廃棄物を燃焼材料として利用すること

プラスチック廃棄物の活動結果

各生産拠点での取り組み

山形工場

通年を通して第1~6工場全域で従来産業廃棄物処理していたストレッチフィルムとPPバンドの有価物化を図り、計1,690kg/年をリサイクルしました。

リサイクルされたストレッチフィルムとPPバンド
リサイクルされたストレッチフィルムとPPバンド

甲府工場

従来から継続している廃棄物削減として混合廃棄物の分解分別や油性汚泥処理方法の改善に取り組み、今年度は廃プラスチック約540kg/年、廃油で10.8kℓ/年の削減となりました。

三重工場

熱処理工程で製品梱包時に使用する緩衝材を業者へ返却しています。結果、3,600kg/年をリサイクルしました。

返却品置き場
返却品置き場

THK新潟

4月から工場全域で、①プラスチックおよびプラスチック製品箱は破砕後に再生化、②木パレットは運送業者での再利用に取り組みました。結果、計750kg/年をリサイクルしました。

破砕前のプラスチック群
破砕前のプラスチック群

THKリズム浜松工場

廃液減容装置の導入

5月に廃棄物置場に廃液の削減(災害時に社外への流出リスク低減、廃棄処理運搬の削減)を目的に廃液減容装置(水溶性切削液の水分を蒸発させる)を設置しました。結果、43,800ℓ/年の削減となりました。

新規導入した廃液減容装置
新規導入した廃液減容装置

大連THK

廃液濃縮処理装置の導入

大連THKは荒加工工程の廃液低減に向け、6月に廃液濃縮処理装置を導入しました。高温で廃液の水分を蒸留させ、濃縮液にする装置です。結果、372トンの廃液が27トンの濃縮液となり、廃棄物処理をしました。

廃液濃縮処理装置
廃液濃縮処理装置

無錫工場

研削スラッジ固形化装置の導入

無錫工場では環境負荷の低減を目的に、研削工程の研削盤クーラント集中濾過装置3号機にスラッジ固形化装置を導入しました。結果、75,600kg(対前年約40%)/年の研削スラッジの削減効果となりました。(6台分導入後、約255,000kg/年の削減効果となります。)

(左) スラッジ固形化装置
(左) スラッジ固形化装置
PAGE TOP