地域社会への貢献

基本的な考え方・方針

THKは「よき企業市民」として、積極的に以下の社会貢献活動を行います。

  • 事業活動を通じて社会貢献することを基本理念と定める
  • 自社の経営理念等を踏まえつつ優先的に取り組む課題領域を特定し、経営資源を活用して貢献活動を推進する
  • NPO・NGO、地域社会、行政、国際機関等、幅広いステークホルダーと連携・協働する
  • 従業員の自発的な社会貢献参加を支援する
  • 業界や経済界としての社会活動に参画する

2018年度は国内外を問わず多発する自然災害をはじめとする支援金の提供、また若者にものづくりの楽しさを体験してもらおうと国内・海外の10生産拠点でインターンシップを開催し、計184名を受け入れました。

取り組みと実績

地域活動

港区マラソン大会

2018年12月に本社所在地の東京都港区で開催された「MINATOシティハーフマラソン2018」に協賛し、5名の社員がコース整理のボランティアとして大会運営をサポートしました。また折り返し地点の一つとなったTHK本社前には救護所の場所を提供し、参加されたランナーの皆様が安心してマラソンを楽しめるようにも配慮しました。
当日は晴天にも恵まれ、また当社社員19名もランナーとして大会に参加しました。今後も当社の拠点がある地域に密着した活動により、地域住民とのコミュニケーションを深めていく所存です。

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折り返し地点の一つとなったTHK本社前

かがく博覧会

2018年9月下旬の2日間にわたって、おのだサンパークで「第9回かがく博覧会」が開催され当社山口工場も出展しました。テーマは“科学・理科に対する興味・関心や好奇心を呼び起こし、多くの人に科学の魅力や面白さを知ってもらう”で、THKは取り扱っている製品材料の鉄を利用した砂鉄時計作りを担当しました。
両日共多くの方が会場に立ち寄られ、真剣な眼差しで時計作りに没頭していました。結果、用意していた150本以上の材料が全てなくなるほどの盛況でした。
子供たちが「なぜ?」という疑問を持てるテーマを提供し、科学や理科に興味・関心を持ってもらえるように今後も活動を進めていきます。

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真剣に取り組む参加者
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完成した砂鉄時計

関ヶ原合戦祭り2018

岐阜工場は、2018年10月に開催された「関ヶ原合戦祭り2018」にみたらし団子、フランクフルト、ソフトドリンクを供する模擬店を出しました。祭りは2日間にわたり開催され、両日とも天候にも恵まれ約6万名の見物客が来場し大変盛り上がりました。また当社模擬店は大盛況で、参加した社員17名は忙しい中でも充実した時間を過ごすことができました。また当社は社員駐車場を祭りの期間は来場者用に開放し、多くの方にご利用いただきました。当社の協力体制に対しては、関ヶ原町関係者から感謝の言葉をいただきました。
この祭りは毎年開催されますが、地域の活性化につながるように今後も積極的にお手伝いをしていく所存です。

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THKの模擬店

VOICE:空手を通じた交流

私は25年前から空手を始め、現在ではShintani Wado Kai Karate Federationで10年以上にわたり、7~75歳までの生徒さん約20人に指導を行っています。空手を通じて、他人を敬う心、自分に対する自信、そして自制心を養うことができると考えています。
当会では稽古を通じて、組織の中でどう振舞うべきかが自然と身に付きます。入会当初は大人しく、恥ずかしがりやで自分に自信がない人でも、1年もすればクラスを引っ張っていける程に成長しています。空手を行うことで実生活上、例えば大勢の人前でも自信を持って発言できるような人に育って欲しいと思っています。

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TRAカナダSt.Catharines工場
マイクさん(左から2番目)

地域住民との共生

行政への提案

THK遼寧の孫副総経理は、2012年に大連市行政区の1つである大連金普新区の政協委員に就任して以来、毎年地域住民の要望を取り入れた提案を行っています。2017年度に提案した「養老サービス体制の強化」は、両親が共働きの子供たちにお年寄りと触れ合えるコミュニティーセンターの設立を目指すというものです。この提案は大連金普新区の第7回優秀提案賞を受賞し、同時に大連市の施策として採用されました。
大連市は2018年3月に「2018年大連市住民とお年寄りのコミュニティーセンター建設の指導標準」を公布し、今後養老サービス体制の強化を進めていく予定です。

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委員会にて(右奥の方)

教育支援

THK共育プロジェクト2年目の活動内容

2017年、ものづくり企業としての経験を生かした「主体的な学び」への支援を目的として、株式会社リバネス*1様と共同で「THK共育プロジェクト」を始動させました。2018年度は、中学生を対象とした『ものづくり出張授業』の実施と『ものづくり教材プログラム』の開発を行いました。出張授業は3月に開智(かいち)日本橋学園中学校で2回、また教材に関しては中学校の先生方をTHK本社にお招きして主旨説明会を開催しました。さらに説明会後には検討委員会にも出席いただき、THKの考える次世代人材像に対する先生方の意見を反映したうえで教材内容を作成しました。
また、2017年度に続き「第2回サイエンスキャッスル*2研究費THK賞」を開催しました。34件の応募から10件のテーマを採択し、THK賞は聖光学院中学校高等学校が受賞しました。

  • *1 (株)リバネス:
    「科学技術の発展と地球貢献を実現する」ことを理念とし、理系人材の育成と次世代教育に取り組む会社
  • *2 サイエンスキャッスル:
    (株)リバネス様が主催する中高生のための学会

出張授業参加者の声

  • たくさんの道具を使って工作することができて、楽しかった。
  • 生徒一人一人がアイデアを出し合えるという場がとても良かったです。

先生方の声

  • 「 探求」に力を入れることを促す学習指導要領なので、答えのないものを作る今回のプログラムはその内容とよくあっていると思います。
  • 生徒はみな、とても意欲的に取り組めていたと思います。生徒が長時間でも全く集中力を切らしていなかったのは、本プログラムの有効性の表れだと思います。

サイエンスキャッスル研究費THK賞受賞者:聖光学院中学校高等学校

サイエンスキャッスルという、自分たちの研究成果を発表できる場の提供に感謝しています。また、研究の題材としてLMガイドを利用し、私たちが考える社会問題の解決に向けた独自の実験・開発を通してTHK賞受賞となった事に誇りを持っています。
私たちはまず世界で起こっている、社会問題を討論しました。エネルギー問題、食糧不足、人口爆発等ですが、全ての問題は土地不足によるものではないかと結論付けました。そこでまだ十分に活用されているとは言えない“海上”の有効利用に着目し、海上で土地利用ができれば土地不足の解消が図れ、日本の高い技術力を世界にアピールできると考えました。
私たちの計画は人工島を作り、島を取り囲む浮体にRガイドを取り付けて押し寄せる波の揺れを吸収しようというものです。小型の模型を製作し、アクリル製のプール内で波を発生させ島の揺れを計測したところ、わずかですが浮体が揺れを吸収していることが分かりました(写真参照)。
実験はまだ道半ばです。来年も試行錯誤の実験を繰り返しながら、少しでも満足のいく良い成果を出したいと思います。

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聖光学院中学校高等学校のメンバー
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波の揺れを浮体が吸収、
Rガイドの効果で陸地に揺れは伝わらない

技術アドバイザーの感想

海上に土地を作るという非常に壮大なテーマの着想と、仮説と検証を繰り返して少しずつ実現に向けて進んでいく姿勢は本当にすばらしいと感じました。今後の研究活動に期待し、陰ながら応援したいと思います。

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基礎技術研究所
信頼性研究課
青山 将大
(あおやま しょうだい)

被災地支援

台風による豪雨被害への支援

2018年8月、台風18号(アジア名ルンビア)が中国大陸に上陸した影響で、山東省坊(ウェイファン)、東営(ドンイン)、荷沢(フーズー)、泰安(タイアン)をはじめ13市が被害に遭いました。約509万人が被災し、18人が死亡、9人の行方不明者を出し、直接の経済損失額は約120.8億元(約1,933億円)にのぼりました。また豪雨の影響で周辺の冶源(イエユエン)ダム、淌水崖(タンシュイヤ)ダム、黑虎山(ヘイフゥシャン)ダムの貯水量が大幅に上昇したため一斉放水を行った結果、下流に位置する寿光市(シューグアン)では大規模な洪水が発生し、住宅、田畑、ビニールハウス、養豚場等が水に浸かり、深刻な被害を受けました。
THK遼寧ではすぐに被害地への寄付を募り、約100名の社員から集まった衣服や布団等を、寿光市(シューグアン)慈善総会に送りました。

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集められた救援物資

寄付

THKは社会貢献活動の一環として、自然災害発生時の支援金や将来の日本のものづくりの発展に向けた科学振興を目的とする団体への賛助金の提供を行っています。

日付 寄付目的 寄付送金先
H30.6 大阪北部地震 日本赤十字社
H30.7 平成30年7月豪雨 日本赤十字社
H30.9 北海道胆振東部地震 日本赤十字社
H30.10 インドネシア・スラウェシ島地震 日本赤十字社
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