英国現代奴隷法に関する声明文

はじめに

THK株式会社は、英国で施行された現代奴隷法の定めに基づき、THKグループおよびそのサプライチェーンにおける奴隷労働および人身取引などの人権侵害を防止するため、2021年度の取り組みの総括として本声明を公表します。

THKグループについて

THKグループは、独創的な発想と独自の技術により、世界に先駆けて「LMガイド」を開発しました。この主力製品であるLMガイドは、あらゆる機構の省力化、高精度化、自動化、軽量化等に不可欠な要素部品として様々な産業に使われています。このほか、ボールスプラインやボールねじ等の機械要素部品、また、リンケージアンドサスペンション等の自動車部品、地震から人の命や財産を守る免震装置、社会課題の解決を担うロボット等を開発、生産し、世界中へ供給しています。

当社のより詳しい情報は以下をご参照ください。

THK会社情報
THKグループ一覧
THK製品一覧
THKサプライチェーン・マネジメント

THKグループのポリシー

THKグループの考え方

  1. (1)THK経営理念

    THKグループは、創業の精神として「世にない新しいものを提案し、世に新しい風を吹き込み、豊かな社会づくりに貢献する」を掲げています。

  2. (2)THKの基本方針

    THKグループは、職務を遂行するうえで遵守すべきものとして「価値創造と社会貢献」「顧客志向」「法令等の遵守」を掲げています。

  3. (3)THKグループ行動憲章

    THKグループは、行動の指針として、国の内外を問わず、人権を尊重し、関係法令、国際ルールおよびその精神を遵守し、持続可能な社会の創造に向けて、高い倫理観をもって社会的責任を果たすための、10原則を定めています。

    THKグループの考え方

これら3つの内容を小冊子「THKグループ社員心得」にまとめ、THKグループの全社員に配布しています。

THKグループ社員心得

THKグループ人権方針

THKグループ全体の人権への取り組みの指針である「THKグループ人権方針」を定め、当該方針に基づいて、人権への取り組みを実施しています。

THKグループ人権方針

THKグループの体制

THKグループは人権への取り組みとして、以下の体制を整えています。

  1. (1)THKのコンプライアンス体制

    日本国内では、社長を委員長とするコンプライアンス委員会を設置し、その下部組織として各事業所、各部署、各グループ会社の代表者によるコンプライアンス部会を設置しています。
    また、各グループ会社(グローバル)において、人権担当者を選任しており、コンプライアンス委員会およびコンプライアンス部会と連携し、円滑なコミュニケーションを図っています。

    図
  2. (2)ヘルプラインの設置

    THKグループでは、人権に関する問題を含め、不正、違反、反倫理的行為等に関する相談あるいは通報窓口としてヘルプラインを設けています。さらに、ハラスメントについては、別途専用窓口も設置しています。

    THKグループヘルプライン
    ハラスメント相談窓口

人権への取り組み

教育

THKグループでは、ウェブ会議システム、社内講師または社外講師による対面研修、E-learning教材、社内イントラネット、社内掲示板等の様々な手段を活用して、人権に関する有用な情報発信、教育を定期的に実施しています。

2021年度は、以下の人権教育を実施しました。

  1. (1)コンプライアンス部会全体講習会

    コンプライアンス部会メンバーを対象に、ウェブ会議システムを活用し、リモートにて、人権に関する相談窓口でもあるTHKグループヘルプライン制度を中心に公益通報の基礎について教育をしました。

  2. (2)THK台湾コンプライアンス講習会

    THK台湾の従業員を対象に、ウェブ会議システムを活用し、リモートにて、コンプライアンス講習会を実施しました。その主要テーマのひとつとして、人権とは何か、また当社グループにおける人権尊重の取り組みについて説明しました。

  3. (3)「こんぷらいあんすのツボ」を活用した従業員への教育

    日本国内におけるTHKグループでは、従業員に対して「こんぷらいあんすのツボ」という社内広報誌を定期的に発行し、従業員のコンプライアンスに関する知識と意識の向上を図っています。これを活用し、人権尊重について啓発するとともに、人権とは何かについて教育をしました。
    「こんぷらいあんすのツボ」は、社内イントラネットへの掲示、各フロアの掲示板への掲示、コンプライアンス部会メンバーを通じて従業員へPDF形式にて配布しています。

    教育啓発活動

サプライチェーンの透明性

THKグループでは、サプライヤーへCSR調達ガイドラインを配布し、適宜アンケートや面談を通してCSR調達ガイドラインに準じているかを確認することで、サプライチェーンの透明性を図っています。2021年度は上記に加え、THK本社にとってサプライヤーでもある国内グループ会社に対し、人権に関するアンケート調査を実施しました。
アンケート調査の結果から、THKグループを除くサプライチェーンについては、まだまだ取り組むべきことがあると確認ができましたが、一方で、グループ内における人権への取り組みは、「THKグループ人権方針」をはじめとした各指針に基づいた取り組みができていると判断いたしました。

CSR調達ガイドライン

THKグループの課題

THKグループは以下の事項を人権への取り組みの中でも重要な課題であると認識しています。

  1. (1)差別の撤廃

    THKグループは、個人の基本的人権と個性や多様性を尊重します。また、人種、性別、言語、宗教、国籍、性的指向、性自認、障がいの有無等に基づくあらゆる差別、ハラスメント、その他非人道的な待遇をなくしていきます。

  2. (2)労働環境の整備

    THKグループは労働契約を遵守し、強制労働と児童労働を一切行いません。また、労働者との対話を行い、多様な個性を持つすべての人が互いを尊重し合うことができ、生き生きとした企業風土の実現に努めることで、労働者が安全かつ安心して、心身ともに健康に働くことができる職場環境を作っていきます。
    なお、当該課題に対応するため、グループ内において、定期的にアンケートを実施して、問題点の洗い出しと改善策を検討しています。

  3. (3)クリーンな資材調達

    THKグループは自社が製造の際に使用する部品や材料において、クリーンな調達を目指します。調達品を通して、人権侵害への加担が発生しないよう努めるとともに、発生が確認された場合には適切な対応に努めていきます。

サプライヤーの皆様へのお願い

THKグループはサプライヤーの皆様に対して、THKグループの人権への取り組みをご理解いただくように努めるとともに、サプライヤーの皆様自身による人権への取り組みについてもお願いしています。

2022年3月22日
THK株式会社
代表取締役社長 兼 CEO

画像

PAGE TOP