2026年05月21日
会社情報
「LSR-06」独自開発の車載部品を搭載し、日本国内での公道走行を実施 ~直動製品を搭載したEV向けの先進技術を自社で検証~
THK株式会社(東京都港区 代表取締役社長:寺町 崇史、以下、THK)は、現在技術検証を進めている車載部品(アクティブサスペンション)を搭載した電動車両「LSR-06」において、THKでは日本国内初となる公道走行を実施し、自社技術の検証を開始しました。
2025年秋にオーストリア・グラーツの郊外で公道走行を実施した「LSR-06」は、ジャパンモビリティショー2023、パリモーターショー2024で展示した「LSR-05」からの系譜を継ぐ、EV向けの先進技術を搭載した未来先進型のモビリティです。デザインは株式会社SN DESIGN PLATFORM(代表取締役CEO:中村史郎)が担当し、両社が一体となって未来に向けた新しいモビリティの姿を具現化しました。

公道走行で自社技術の検証をおこなったEV向け先進技術
アクティブサスペンション: ALCS
Active Level Control Suspension

THKのボールねじ・スプラインを駆動させて、路面の凹凸やドライバー操作に対応した車高調整と姿勢制御が可能です。
乗降時、アクティブサスペンションが自動的に車高を下げ、身体への負担を軽減するとともに、日常の利便性を向上させます。高速走行時には、車高を下げて空気抵抗を減らし、オフロード走行や段差乗り越え時には、車高を上げることも可能です。また、アクティブサスペンションの高速・高精度な制御を実現するため、THK独自開発のソフトウェアを実装しています。
MR流体減衰力可変ダンパー: MRDT
MR fluid Active Damper Tube

THKは免震技術を有しており、地震の揺れを吸収・制震する粘性体とボールねじを使用したロータリーダンパーをラインナップしています。この製品技術とMR流体を組合せることで、サスペンションの減衰力を電子制御で可変させ、振動を吸収し、車高制御可能なALCSと協調制御が可能です。
THKは今後も機械要素部品メーカーとしてのノウハウを生かして、EV向け先進技術を搭載したコンポーネントの提供と新しいモビリティ社会の実現に取り組んで参ります。
関連動画
栃木県で実施した走行映像がYouTubeでご覧いただけます。