フレキシブル次世代搬送ロボット｢SIGNAS®-BM｣が令和6年度関東地方発明表彰発明奨励賞を受賞しました【ニュースリリース】

THK株式会社（東京都港区　代表取締役社長：寺町崇史、以下、THK）が開発を手掛けるフレキシブル次世代搬送ロボット「SIGNAS®-BM」および、同製品の移動制御システム「SIGNAS®」が、公益社団法人発明協会（東京都港区　会長：内山田竹志）より「令和6年度関東地方発明表彰発明奨励賞」を受賞しました。

本発明表彰は、各地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的とし、全国を8地方（北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州）に分けて実施されます。各地方における優秀な発明や考案、または意匠を完成された方々やそれらの実施化に尽力された方々、また指導、育成、奨励に貢献された方々の功績を称え顕彰するものです。

この度受賞したフレキシブル次世代搬送ロボット｢SIGNAS®-BM｣は、内蔵カメラで目印となるサインポストを認識しながら移動する搬送ロボットです。多くの製造・物流現場で用いられているAGV（無人搬送車）とは異なり、磁気製のガイドテープが不要となるため、簡単に経路設定や変更をおこなうことができます。また、積載と牽引のどちらも対応でき、ラフな路面（段差、溝、水、鉄板、グレーチングなど）でも走行可能なため、搬送作業の自動化だけではなく、人との協調作業による生産性の向上に貢献いたします。

THKはこれからも、機械要素部品のトップメーカーとして培ってきた技術とノウハウをもとに、産業の振興に寄与するような技術や製品の開発をおこなってまいります。

※「SIGNAS®」はTHK株式会社の登録商標です。