2023年10月18日
製品
遠隔地から操作可能なコミュニケーションロボット「VTuberロボット」を協同開発【ニュースリリース】
THK株式会社(東京都港区 代表取締役社長:寺町 彰博、以下、THK)は、等身大アバター遠隔コミュニケーションシステム「Monolis」を事業展開する株式会社三五屋(愛媛県松山市 代表取締役:徳岡 大治郎、以下、三五屋)、リアルとバーチャルを繋ぐ試みに挑戦する山葵音楽学校プロジェクト(運営:合同会社ViREM、以下、山葵音楽学校)、および、遠隔地から操作可能なアプリ「UGOKU-KUN」を開発したアダワープジャパン株式会社(東京都台東区 代表取締役社長:安谷屋 樹、以下、アダワープ)と協同し、遠隔地から操作可能なコミュニケーションロボット「VTuberロボット」を開発しました。

VTuberロボットとは、VTuber(2Dもしくは3Dのキャラクターの姿を使って、動画投稿やライブ配信をしているYouTuber)がインターネット回線を介して遠隔地から搭乗することで、リアルタイムにイベント会場の来場者と会話ができる移動型ロボットです。VTuberロボット最大の特徴は、人と同じようにコミュニケーションを交わすことができる点にあります。VTuberが来場者へ声がけし反応があれば、自ら移動して会話することができるため、イベント開催時の人手不足の解決に向けた活用が期待されています。

(バーチャルマーケット2023リアルinアキバにて)
VTuberロボットには、THKが独自に開発したロボット用プラットフォーム「SEED-Mover」が基本構造として内蔵されています。SEED-Moverは、さまざまな装置や機能に「自律移動」というロボットの機能を付加することで、今までにない新しいロボットやサービスを生み出すことができます。自律移動に不可欠な走行台車をプラットフォームとして提供し、搭載する装置や機材などにも電源供給することが可能です。
VTuberロボットは、このSEED-Moverに、昇降機能付きの40インチモニターを搭載したサイネージロボットをベースに開発され、さらにアダワープが開発したアプリ「UGOKU-KUN」により遠隔地からの操作を実現しました。

VTuberロボットはこれまでも展示会への出展やテレビ番組への採用を通じて、多くの方とのコミュニケーションの実績を重ねてまいりました。今後もイベント等で、さらに活用の幅を広げていくことが期待されています。
THKはこれまで、機械要素部品のトップメーカーとして培ってきた技術をもとにサービスロボットの開発を重ねてまいりました。今後も、蓄積したノウハウを最大限に活かすことで、サービスロボットを通じて人手不足などの社会的課題の解決に向けた支援を行ってまいります。
関連展示会情報
VTuberロボットは、下記展示会に出展いたします。ぜひ会場まで足をお運びください。
※出展デモ機は、一部仕様が異なる場合があります。
展示会名称 | 第2回 メタバース総合展 秋 |
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日時 | 2023年10月25日(水)~27日(金) 10:00~18:00 ※最終日のみ17:00終了 |
会場 | 幕張メッセ |
詳細 | 公式サイト:https://www.metaverse-expo.jp/autumn/ja-jp.html |
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問い合わせ先
製品に関する問い合わせ窓口
サービスロボット事業部 MRカンパニー 担当:小林
TEL:03-5730-3871
E-mail:thk-servicerob01@thk.co.jp
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マーケティングPR部 製品情報・広報企画促進課 担当:中川 / 石川
TEL:03-5730-3845
E-mail:thk-sp@thk.co.jp