複列アンギュラリング

転動面を複列化し小径ローラーを採用することで、従来のクロスローラーリングRU形に比べて、ローラー数は約5倍(RW228の場合)。コンパクト性を維持しつつ、剛性、精度が向上するとともに、トルクの低減も実現。また、一体構造の内・外輪には取付穴が設けられており、装置への直接固定が可能です。

種類

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  • 高剛性
  • 外輪回転用
  • 内輪回転用
  • 内外輪一体形
  • 大負荷
  • 回転精度
複列アンギュラローラーリング RW形
  • 高剛性
  • 外輪回転用
  • 内輪回転用
  • 内外輪一体形
  • 大負荷
  • 回転精度
高速複列アンギュラリング BWH形
  • 高剛性
  • 外輪回転用
  • 内輪回転用
  • 内外輪一体形
  • 大負荷
  • 回転精度

特長

高剛性

ローラー数増加により、高い剛性を実現

RW形は転動面の複列化と小径ローラーの採用により、ローラー数を増加させました。そのため、弊社同内径・外径の従来クロスローラーリングよりも高剛性を実現しました。

高精度

2µmのよろめき精度により、高い回転精度に対応できます

RW形は加工位置や測定位置などの実際の作業位置での振れ精度(よろめき精度)の規定が可能です。

組付けしやすい構造

内外輪に取付け穴を設け、設計工数・部品点数を削減

RW形は内外輪に取付け穴を設け、製品を取付けるために必要な周辺部品を削減し、軸やハウジングへの直接固定を可能にしました。

ラインナップ

単位:mm
呼び形番 内径 外径
RW228 160 295
RW297 210 380
RW445 350 540

構造と特長

BWH形は、クロスローラーリングをベースにして転動体にボールを採用した軸受です。さらにボールを複列に配置することで、剛性を持ち高速使用にも適した構造を実現しました。

Dpw・N値30万の連続回転で昇温15℃以下(Dpw・N=ボールピッチ円径×回転数)

  • 注)当社試験機で専用グリースを使用した際のデータです。
    装置の構造や使用条件によって結果は異なります。