はめあい
球面軸受と軸、あるいはハウジングとのはめあいは、使用条件により選定します。推奨値を表1に示します。
表1 推奨のはめあい
使 用 条 件 | 軸 | ハウジング | |
---|---|---|---|
内輪回転荷重 | 普通荷重 | k6 | H7 |
方向不定荷重 | m6 | H7 | |
外輪回転荷重 | 普通荷重 | g6 | M7 |
方向不定荷重 | h6 | N7 |
- 注1) 内輪回転で組付けたうえ、軸とのはめあいをすきまばめにする場合は軸の表面を硬化してください。
- 注2) N7は軽合金のハウジングの場合に推奨します。
軸の設計
内輪内径と軸をすきまばめにし、重荷重で使用する場合は、軸と内輪内径面ですべるおそれがあるため、軸の硬さを58HRC以上、表面粗さはRa0.8以下にする必要があります。