精密リニアパック
ER形は、ステンレス鋼板を精密成形し、熱処理したあとで研削仕上げされたスライドユニットです。
アウタレールとインナのV溝間を、ボールが転がり運動してスライドする構造で、そのボールがインナに取付けられているボールケースの中を循環し、無限直線運動を行う極薄軽量タイプのユニットです。
磁気ディスク装置、電子機器、半導体製造装置、医療機器、測定機器、プロッタ装置、複写機など広範囲に使用されています。
特長
構造と特長
ER形は、ステンレス鋼板を精密成形し、熱処理したあとで研削仕上げされたスライドユニットです。アウタレールとインナのV溝間を、ボールが転がり運動してスライドする構造で、そのボールがインナに取付けられているボールケースの中を循環し、無限直線運動を行う極薄軽量タイプのユニットです。
磁気ディスク装置、電子機器、半導体製造装置、医療機器、測定機器、プロッタ装置、複写機など広範囲に使用されています。
設計・組立コストの削減
精密機器等に使用されている従来のミニチュアボールベアリングに比べ、設計コストや組立工数が削減でき、高精度な直線案内が得られます。
長期間の安定性を維持
摩擦係数が極めて小さいボール循環タイプのスライドユニットで、長期間安定した性能が得られます。
軽量・コンパクト・高速応答性
アウタレールとインナは、ステンレス鋼板の最小肉厚で構成されています。
軽量のため、慣性モーメントが小さくなり、優れた高速応答性を発揮します。