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THK製品の使用事例をご紹介(産業用ロボット編)

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THK製品と産業用ロボット

様々な産業でワークを高速且つ精密に位置決めするロボットには、汎用性の高い直交座標タイプと共に、人間の腕の動作に近似した動きができる多関節型が求められます。
関節部は高い旋回精度に加え、瞬時に停止してもぶれない高い剛性が求められるため、
そのニーズに対応可能なTHK製品が利用されています。
ここでは、どのようなTHK製品が使われているかをご紹介いたします。

1.5節閉リンク構造ロボット

本ロボットには、高加減速の限界に挑む位置決め性能が求められます。停止時の減衰性に優れる
基本構造には、案内部の精度と剛性が欠かせません。旋回部にクロスローラーリングを採用することで
この剛性と高速性を実現しています。

2.溶接ロボット

工場内の製造ラインに用いられる自動溶接ロボットの関節の回転運動部分にクロスローラーリングが採用されています。クロスローラーリングは単体で、ラジアル・アキシアル・モーメントの各荷重方向に対する剛性が高いため、コンパクトな関節部を実現することが可能です。

3.スカラロボット

スカラロボットは、狭いスペースでワークを搬送し位置決めするロボットです。
先端部での振れ精度・高速性が求めらるZ軸にもストロークと回転双方に高い精度を持つLMシステムが利用されています。

4.双腕ロボット

人の腕の動きを再現した双腕ロボットは複雑且つ滑らかな動きを求められるだけでなく、剛性と高速性も必要となります。直動システム・クロスローラーリングを採用することで小型化と剛性・高速性を実現します。

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