LMローラー
LMローラーは、精密研削された剛性のある軌道台の外周に組込まれた杵形ローラーがリテーナで保持され、無限循環運動をします。軌道台の負荷域の中央部に軌道台と一体加工されたセンタガイドが設けてあり、ローラーのスキュー(たおれ)を常時矯正する独特な構造のため、なめらかな転がり運動が得られます。各種NC工作機械のXYZのガイド部、精密プレスラムガイド部、プレス金型交換装置、各種重量物搬送装置等に使用されています。
種類
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- 高精度
- スキュー防止
- 極重荷重
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特長
構造と特長
LMローラーは、精密研削された剛性のある軌道台の外周に組込まれた杵形ローラーがリテーナで保持され、無限循環運動をします。軌道台の負荷域の中央部に軌道台と一体加工されたセンタガイドが設けてあり、ローラーのスキュー(たおれ)を常時矯正する独特な構造のため、なめらかな転がり運動が得られます。各種NC工作機械のXYZのガイド部、精密プレスラムガイド部、プレス金型交換装置、各種重量物搬送装置等に使用されています。
極重荷重を支持し円滑な運動
コンパクトで耐荷重性能が高いLMローラーは、LR50130形(長さ130mm、幅82mm、高さ42mm)の場合、1個で255kNの荷重を受けることができます。しかも、転がり運動のため摩擦係数はµ=0.005~0.01と小さく、スティックスリップがないため、高精度な直線運動が得られます。
高い組合わせ精度
一般的に1つの平面を支持する場合、同一平面下に数個のLMローラーが組合わされるので、各LMローラーの高さの相互差が、機械精度、寿命に大きく影響します。高さの相互差は2µmまで選択して使用できます。
合理的なスキュー防止構造
ローラーを使用した直動システムは、ローラーのスキュー(たおれ)が生ずると摩擦抵抗が増加したり、走り精度が低下したりします。
LMローラーはスキューを防止するために、リテーナの中央部全周および軌道台負荷域部中央にローラーガイドを設けています。そのために取付精度誤差などでスキューが発生しても、自動的に矯正するようにローラーが整列運動を行う構造となっています。また斜面取付けや側面取付けでもそのまま使用でき、高性能を発揮します。