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基準側LMガイドの表示と組合わせ

基準側LMガイドの表示

同一平面上に組込まれるLMレールはすべて同一製造番号が印字されています。そのうち製造番号の末尾に「KB」とマークされているLMレールが基準側となり、LMブロックには規定の精度に仕上げられた基準面が設けてありますので、テーブルの位置決め側として使用します。(図1参照)
ただし、並級精度の場合に限り「KB」の表示はありませんので、同一番号であればどのLMレールでも基準側として使用できます。

基準面の表示

LMガイドの基準面の表示は、図2のようにLMブロックはTHKマークの反対側、LMレールは線引きマーク側が基準面となります。使用上どうしてもLMレールとLMブロックの基準面の位置関係を逆にしたい場合や、グリースニップルの向きを反対側にする必要がある場合はご指示ください。

LMレールとLMブロックの組合わせ表示

LMレールとLMブロックに表示されている製造番号は同一番号で組合わされています。LMレールからLMブロックを分離させる必要がある場合は、必ず同一番号が同じ向きとなるように確認してから再度組合わせてください。(図3)

継ぎ使用

LMレール長尺の場合には継ぎ方式で製造しますが、この場合LMレールの継ぎは図4に表示された継ぎマークに合わせて組付けてください。
また、2軸並列使用でLMレールを継ぎ合わせる場合には、並列に組合わされる2setは線対称(勝手違い)の組合わせになるように製作します。
LMレールの継ぎ部近傍で大きな荷重が作用すると、LMレールがずれて段差が発生する場合があります。そのため、継ぎ部においては押しねじ等でLMレールを突き当て面に押し当て、かつL寸法は短くし、確実に固定することをお奨めします。(図4)
詳細はTHKにお問い合わせください。