取付け部について

スタッドを取付ける穴と取付面は直角になるようにし、穴の口元の面取りはなるべく小さくC0.5程度を目標とします。取付面の径はなるべく寸法表中に記載されているf寸法以上にしてください。
外輪と相手転動面のあたりが良好でない場合は、外輪外径に球面加工がされているCF-R形を推奨します。

相手転動面について

相手転動面の材料についてはトラック負荷容量をご参照ください。

取付方法について

図1(A)のようにナットを使用しないでブラケットにめねじタップを切り直接締結する固定方法は、十分な締め付けトルクを得にくいことや、ねじに緩みが生じた場合、おねじ部に曲げ応力が集中しスタッドが破損する恐れがありますので避けてください。

CF-SFU形の取付けについて

CF-SFU形の取付方法については図2を参照ください。
CF-SFU形は簡易取付け型なので着脱が容易となっている分、振動や衝撃荷重等が負荷する部位には不向きです。振動や衝撃荷重が想定される場合はナットで固定する通常のカムフォロアを推奨いたします。

設計のポイント