トラック負荷容量

トラック負荷容量とは、ベアリングの外輪と接触する相手材料が、長期間の繰り返し使用に耐えられる許容荷重をいいます。
寸法表中に記載されているトラック負荷容量は1.24kN/mm2の引張り強度をもつ鋼を相手材料としたときの値です。従って、材料の硬さを高くすることによってトラック負荷容量を大きくすることができます。図2に相手材料の硬さ、および引張り強さにおけるトラック容量係数を示します。それぞれの相手材料のトラック負荷容量を求めるには、寸法表中記載のトラック負荷容量にトラック容量係数を乗じてください。

  • 注)  相手材料は転動面硬さ20HRC以上、引張り強さ755N/mm2以上のものを使用することを推奨します。