INTERVIEW

社員インタビュー

Role_1
[開発(機械要素)]
大関 隆之介
Ryunosuke Ozeki
産業機器統括本部 技術開発統括部
技術開発第一部 技術開発第一課
2013年入社
工学部機械サイエンス学科卒業

視線は常にグローバル。
だからこそ海外経験が
貴重になる。

●ニーズに合った製品作り

 私はLMガイドの開発を担当しています。LMガイドは工作機械、半導体製造装置、その他多くの産業機械など幅広い分野に普及しています。だからこそ、その市場には競合他社が多く参入しています。
 もちろん、技術力では負けない自信がありますが、それだけで勝てるほどビジネスは甘くありません。お客様の本音を聞き出し、「本当に必要な機能は何か、真に求めるクオリティーはどのレベルか?」などを突き詰めつつ開発しなければお客様は離れていってしまいます。そして、他社との差別化を図った『尖った製品』を開発することこそお客様に喜ばれることだと信じ、今日も設計図を眺めながら頭を悩ませています。

●THKアメリカに派遣され
 多様な業務を経験

 海外トレイニー制度を利用し、2018年4〜7月、シカゴのTHK America, Inc.で働かせてもらいました。入社当時は、特別海外志向はなかったのですが、グローバル市場向けの製品を開発しているうちに徐々に海外でチャレンジしたい気持ちが芽生えて、トレーニーとして行けるならチャンスと思い、思い切って応募しました。
 駐在していたのは北米におけるTHKのヘッドクォーターであったため、現地の営業スタッフに同行してボストンのロボットメーカーに出張に行くなど、貴重な経験ができました。英語での技術セミナーの開催もトライしました。
 アメリカで感じたのは、日本人ほど細かいことにこだわらないという国民性でした。技術としては熟練化ではなく誰もができる標準化が重視されています。そういったことは顧客ニーズにも反映されてくるわけで、今後の製品開発の参考にしていきたいですね。
 THKにいると常にグローバル市場が視線の先にあり、開発は世界を相手に行われます。だからこそ、世界を生で知ることは大きな意義があるのです。

大関 隆之介のONEDAY

[PRIVATE TIME]

釣った魚は自分でさばく。
料理店で修行した腕で調理する。

子供のころから釣りが大好き。しかも「釣った魚はおいしく食べる」という方針を貫いて、自分で調理をする。大学時代にはさらに腕を上げるため、魚料理が自慢の店でバイトをしてさまざまな調理方法を会得した。最近はウナギ釣りにはまっている。釣果があった日には自宅で超高級な「天然もの」の味を楽しむ。

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