リスクマネジメント
基本的な考え方・方針
経営陣による適切なリスクテイクを支えるため、経営陣が積極的に関与する「先を見越した」リスク管理体制の整備に取り組んでいます。
方針
積極果敢なリスクテイクを要素とする攻めのガバナンスの実現
取り組みと実績(目標を含む)
リスクマネジメント活動
積極果敢なリスクテイクを要素とする攻めのガバナンスを実現するために、リスクカテゴリーに対する統制活動、不可避なリスクの管理・軽減等の当社全体を見渡したリスクコントロールを実現することにより、リスクの防止および損失の最小化を図っています。
情報セキュリティ
方針
THKグループの情報セキュリティ体制の確立、浸透、定着
現代社会において、情報の利活用は企業を発展させるために必要不可欠である一方、当該情報に関するセキュリティリスクがますます高まっています。一度でも情報漏洩等の事故を起こしてしまうと、企業の信用が大きく損なわれるとともに、多大な損害を被る可能性があります。
当社では、「THKグループ情報セキュリティポリシー」に基づき、全社的な情報セキュリティ体制の強化を図るとともに、従業員の意識向上に努めています。
情報セキュリティ体制
社長を委員長とする「情報セキュリティ委員会」を設置し、年4回開催しています。社外取締役、顧問弁護士も参加し、情報セキュリティ体制構築に関する方針の決定や情報セキュリティ事案の対応を審議しています。

個人情報保護への対応
2018年5月のGDPR(General Data Protection Regulation)適用開始に当たり、GDPRに対応したプライバシーポリシーおよび社内規程の制定等、一定の体制整備を行いました。GDPR以外にも、各国・地域で同様の個人情報保護法制の制定が相次いでおり、当社グループへの適用有無の調査、プライバシーポリシーの改訂等、グローバルに個人情報の保護体制を構築し適切に管理していきます。
BCP - 事業継続計画 -
方針
THK グループは、事業の中断をもたらす可能性がある事象が発生した場合であっても、エッセンシャルビジネスとしての供給責任を果たすため、事業継続活動に取り組みます。
1. 全ての役員、従業員とその家族および協力会社・顧客・取引先その他の関係者の人命尊重を第一とします。
2. 事業を中断させず、中断しても可能な限り短い期間で復旧させます。
3. 地域のインフラの維持管理に関わる諸機関と連携し、地域の復旧活動への協調に努めます。
緊急事態発生に伴う対応の流れ

各拠点での取り組み
THKグループの各営業/生産拠点ではAEDの取り扱いや放水訓練等、定例の防災/避難訓練を実施しました。特にTHKリズムでは南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を受けて、初動活動がスムーズに開始できるよう机上シミュレーション訓練(クイズ形式)を実施しました。また、「停電・断水・水害に備える」をテーマとした防災講習会を開催し、家庭での0~2次の備蓄品とペットボトルの活用方法等について徹底を図りました。なお、家庭での備蓄については、全従業員に資料を配布しました。
リズム社が全従業員向けに発行した資料